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◆ごあいさつ

長年、豊後南画の描法を研究するなかで、その巧みな技法に魅了され、すっかり虜(とりこ)になってしまいました。江戸時代後期の情報伝達手段が乏しい時代に、創始者の田能村竹田(たのむら ちくでん)は日本南画界の最高峰を極め、県内で500人、全国で1000人を超える継承者が育ち、一大豊後南画王国が築かれたことに感銘しました。

ところが、所有者の世代が代わった今、豊後南画の価値を知らずに処分されているのが現状です。

失われてしまえば、先人達の偉業を知る術をなくしてしまいます。

そこで、この貴重な文化遺産を発掘・修復、・永久保存するため、最新のコンピュータ技術と通信技術を活用したバーチャル豊後南画会館を設立しました。

どうか、皆様のご支援とご協力をいただきますよう、宜しくお願い申しあげます。

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