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本作品の魅力は、なんと言っても杏雨26歳の登録作品と同じ絵型であることです。昭和59年に大分県立芸術会館が杏雨生誕100年記念に、その画業を研究し129点を展示公開、豪華な図録(195ページ)を発行しています。

その際の入場券と図録の1ページ目をカラーで飾る作品が、本作品と同じ絵型です。

2作とも本物なのか、それとも1作は模写した贋作なのか、今後の調査・研究課題となりますが、その結果によっては、本作品の評価が大化けする可能性を秘めています。

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